英語指導におけるサポートの具体例
今日は、英語の学習において大きな課題となる「語形変化」について、当塾で取り組んだ実例をご紹介します。
ある生徒さんの課題点
今回ご紹介する生徒さんは、英語の文章をそのままフレーズで覚える傾向がありました。たとえば、
I was a student last year.
この文章では、「last year」という過去を示す言葉から「過去形」を判断する必要があります。しかし、この生徒さんは、
「I was a student last year」というフレーズを丸ごと覚えてしまい、「過去形である」と判断するプロセスが抜け落ちていました。
この傾向は、過去形だけでなく、三人称単数、進行形など、他の語形変化にも共通していました。その結果、文法を理解する力が身についておらず、自分で「考えて」文法を適用することが難しい状態にありました。
課題解決のための特別プリント
そこで、PASSFINDでは「動詞の形を自分で考えて判断できるようになる」ことを目的としたオリジナルプリントを作成。この生徒さん専用の問題を全50問作成し、取り組んでもらいました。
問題例:
- She ___ (run) in the park every morning.
- They ___ (study) English at school now.
- He ___ (watch) TV yesterday.
- The dogs ___ (bark) loudly at night.
- We ___ (play) soccer yesterday.
- My mother ___ (cook) dinner now.
- The students ___ (read) books in the library.
- He ___ (speak) Japanese very well.
- I ___ (be) happy yesterday.
- The baby ___ (cry) every night.
このような問題を全50問作成し、10問ずつに区切って解きました。解答後は丸つけと直しを行い、自分の弱点をしっかり分析しました。
具体的なポイント:
- 強制的に判断させる問題形式
動詞が何形になるのか、自分で考えるプロセスを促す問題を作成しました。 - 50問の充実した内容
現在形、過去形、進行形を網羅した全50問を作成し、10問ずつ取り組むことで、集中力を保ちながら進められるよう工夫しました。 - 丸つけと直しで改善を可視化
解答後に丸つけと直しを行い、間違えた原因を分析。改善点を明確にしました。
結果と成長の実感
この生徒さんの取り組みを通じて、以下のような変化が見られました。
- 前半の課題
動詞が何形になるかを判断できず、語形変化の基礎理解が不十分。
- 後半の成果
バツの数は変わりませんが、内容に変化がみられます。
語形変化の判断はできるようになり、間違いは「綴りミス」のみ!つまり、「自分で考えて判断する」という課題が克服されたのです。
あとは、単語を覚えるだけ!
最後には、生徒さんも「とても分かった!」と笑顔で学習を終えることができました。
PASSFINDの強み
PASSFINDが最も大切にしているのは、「その子にとって最適な勉強方法」を見つけ出し、徹底的にサポートすることです。
私たちは、単に問題を解かせるだけではありません。生徒一人ひとりのつまずきの原因を丁寧に分析し、その解決に最適な勉強方法を提供します。今回のように、その場でオリジナルのプリントを作成することも、その姿勢の一環です。
「なぜ分からないのか」を明らかにし、それを解決するためのアプローチを徹底的にこだわる──これが、PASSFINDの最大の特徴です。
私たちの目標は、生徒が「勉強のやり方そのもの」を身につけ、自分の力で乗り越えていけるようになること。課題を解決する「勉強の方法」を一緒に探していきましょう!
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PASSFINDでは、生徒一人ひとりに合わせた学習方法を提案しています。お子さまの課題を解決する方法を一緒に見つけていきましょう!
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