進路が決まったらやること※私立編

高校合格、本当におめでとうございます。
これからの3年間が、中学生活以上に充実したものになることを心より願っております。

さて本記事では、
「合格後から高校入学、そして入学後半年まで」
どのように学習を進めていくべきかについて、PASSFINDとしての考えをまとめました。


まずは前提条件の確認

① 勉強は「ここから」が本番です

まず一番大切な確認事項です。
高校合格はゴールではありません。

受験で勉強が終わるのではなく、
ここから新しい学習が始まります。

とはいえ、受験のように「合否」を追い求める勉強ではありません。
中学受験期に身につけた日々の学習習慣を、そのまま継続する
──この意識がとても大切です。


② 同級生はこの先1か月半、必死に勉強します

私立高校に進学する生徒の多くは、
公立高校を第一志望として受験していた生徒です。

これは、学習面で次のような意味を持ちます。

1. 大きな目標を失いやすい

「合格」という評価は、多くの生徒にとって大きな喜びです。
その2文字を目標に、約1年間努力してきたと言っても過言ではありません。

合格後、
「また同じ熱量で勉強し続ける」
というのは、正直とても難しいものです。

少し休んでしまうのは、決して悪いことではありません。


2. 周囲の多くが「併願合格者」

私立高校の入試では、
単願入試よりも併願入試の方が合格最低点は高くなります。

つまり、
同じ「合格」でも、併願合格者の方が
受験時点では学力が高いケースが多い、ということです。

目安として、50点以上の差があると考えても問題ありません。


3. この1か月半が、最も実力が伸びる時期

公立高校第一志望の生徒は、
この時期に基礎をすべて終え、
知識を総動員して過去問演習に取り組みます。

この期間は、
**一年の中で最も成績が伸びる「ゴールデン期間」**です。

多くの生徒が、ここで一気に実力を伸ばします。


▶ 前提条件のまとめ

以上から、

  • 勉強はここからが本番であること

  • 同級生の多くは、今も必死に勉強していること

この2点は、ぜひ理解しておいてください。


では、どんな勉強をすべきか?

PASSFINDの結論:高校の予習がおすすめです

「中学内容に不安があるから、復習をした方がいいのでは?」
という声は、もっともだと思います。

ただし、受験が終わった直後の生徒にとって、
中学内容はどうしても「過去のもの」になりがちです。

大きな目標を失った状態で、
さらに過去の復習を続けるのは、
モチベーションの維持が難しくなります。


高校予習のメリット

  • 進学先が決まり、高校生活への
    期待・不安・興味が生まれている

  • 「これから学ぶ内容」なので、前向きに取り組みやすい

この点で、高校の予習は
中学復習よりも高い集中力で取り組めます。

また、
高校の予習で「わからない」という経験をしてから
中学内容に戻る方が、
復習に本気で向き合えるようになります。


この時期におすすめの科目

① 数学

高校1年間で学ぶ数学の量は、
中学3年間より多いと言われています。

特に多くの生徒が苦戦するのが、

  • 因数分解
    → 3次式(x³)以上を扱います

  • 命題
    → 中学にはほとんどない、純粋な論理分野

  • 二次関数
    → 高校数学最大の分岐点

二次関数を
「答えを出す=計算」
として学習すると、ほぼ確実に苦手になります。

ここをどう学ぶかが、
高校数学を継続できるかどうかの分水嶺です。


② 英語

この時期は、英単語に集中してください。

  • よく使われる英単語 500語

これを覚えているだけで、

  • 文法学習

  • 教科書理解

の効率が、大きく向上します。


③ 国語(古文)

古文は、中学の延長ではありません。
まったく別の言語だと思ってください。

  • 古文単語

  • 古典文法

英語を学ぶように、
ゼロから学習する意識が重要です。

「日本語だから何となくわかる」
この油断が、後々大きな差になります。


PASSFINDでの指導方針

以上を踏まえ、
PASSFINDでは 数学・英語の2教科 を基本科目として指導します。

本当は国語(古文)も指導したいところですが、
3教科にすると現在の授業料を大きく超えてしまいます💦

数学・英語の2教科であれば、
現在の授業料のまま指導が可能です。

もちろん、

  • 引き続き中学内容を5教科学習したい

  • 科目を追加したい

といったご希望があれば、
お気軽にご相談ください。


学校から出される課題について

私立高校の合格者には、
学校から課題が出されているはずです。

ぜひ、しっかり取り組んでください。

ただし、
塾の授業時間で課題を行うことは、基本的におすすめしていません。

理由はシンプルで、
総学習量が減ってしまうからです。


最後に:塾は「受験まで」とお考えの方へ

「塾は受験まで」とお考えのご家庭も多いと思います。

ただ、もしご予算が許すのであれば、
高校入学後、半期分(8月末まで)
続けてみることをおすすめします。

昨年も、

  • 最初は「中学まで」の予定

  • 半年だけ継続

  • 高校でしっかり結果を出し、現在も継続

という生徒がいました。

その体験談も、ぜひご覧いただければと思います

体験談はこちら