PASSFINDの総合型・推薦対策

最近、こんなニュースがありました!

【大学受験2022】私大、総合型・学校推薦型の入学者55.2%

最近の大学受験は、私が現役の時よりも本当に推薦入試が行われています。

実感としても、上位大学を目指さない限り、まずは総合型で受験を行うのが基本で、一般受験者年々少なくなっています。

今年もPASSFINDでは、多くの生徒が推薦・総合型で受験を行い、無事全員合格をすることができました!

そこで、PASSFINDではどのような推薦・総合型対策の受験を行うことになっているのかを紹介したいと思います。

高校受験の推薦でも基本的な流れは同じなので中学生も参考にしてみてください。

 

総合型受験ついて

さて、どのように対策するのかの前に総合型受験について説明いたします。

この総合型受験は、昔まではAO入試と呼ばれていたものが名前を変えたものです。

 

A0入試は、受験者と大学側が求める学生像(アドミッションポリシー)がどれだけ合っているかで合否が決まります。

審査基準が抽象的なため、試験内容も大学側が自由に設定でき、種類も多岐に渡ります。

私が過去指導してきた内容を例に出してみると、

小論文・面接・調査書・志望学科に関する調査レポート作成・パワーポイントを利用したプレゼンテーションなどです。

学力以外の人間力を試される入試と考えてください。

 

では、総合型入試に名前が変わってどうなったかですが、結論としては、A0入試の内容に+学力が必要になりました。

実際に

茨城大学の総合型では、大学入学共通テストが試験科目に課されています。

私立の場合は、共通テストを利用するより外部資格を利用するケースが多く見られます。

牛久地域では人気の東洋大牛久高校の附属大学、東洋大学を見てみましょう。

出願資格に英語の外部試験のスコアを指定しております。

総合型入試は、推薦に近い受験ですが、ちゃんと学力も問われていると認識していただけると大きな間違いはないかと思います。

 

PASSFINDの対策(学力以外)

では本題のPASSFINDの対策についてです。

学力に関しては、長い時間をかけて伸ばしていく必要がありますのでこの記事では省かせていただきます。

これから説明させていただきますのは、

調査書・面接・プレゼンテーションの課題

※小論文対策は次のブログでまとめます。

の対策です。

大きく4つのStepに分けてご紹介します。

 

Step1 自己分析

調査書・面接・課題の共通のStepとして、自己分析をしてもらいます。

自分がなぜその学校を志望するのか、何を伝えたいのかを一緒に整理します。

推薦や総合型の対策はこの自己分析が合否を分けると言っても過言ではありません。自分のことを深く理解していないと、面接で受け答えする際、既に話した内容と矛盾をしてしまったり、課題でも結局何を言いたいのかがよくわからなくなります。

ひどい時には、自己PRで平気で嘘の内容を話す生徒までも・・・

 

そして、学校で推薦対策をしてくる生徒の100%が自己分析をしておりません!!

空いた時間で少し練習に付き合ってほしいと言われ、実際に練習してみるともう本当に何を言っているのかわからず、生徒の人物像が全く伝わってこないんです。人物像を見てもらう試験を受験するのにです。

PASSFINDでは、マインドマップを使いかなり丁寧に自己分析を行います。

個人情報の塊なので、モザイクをかけさせていただいております💦

わかりにくくて申し訳ございません。

自己分析は、最初から綺麗にやろうとするとうまくいきません。自分はどういう人間なのか、思いついたことをポンポン出して、その後整理するというのが基本の流れです。これを効率的にやるためにはマインドマップが最適です。特にweb上だとあるアイディアを他のアイディアと繋げることもできて、より効率性が増します。

このように自分の長所や短所、過去のエピソードを整理して、筋の通った自分像を作ることができればばゴールです!

Step2 原稿作成

こちらも調査書・面接・課題の共通のステップです。面接は基本的な質問集がありますので、それの受け答えを考えてもらいます。

原稿を作成する目的は、自分の考えを具体化するためのものです。

Step1のマインドマップで自分の考え方を整理しました。ただ、生徒はまだ子供で、自分が本当に具体的に考えられているのかを判断する能力が高くはない年齢です。自分の中で整理出来たという感覚と、本当に整理出来ている状態との間に乖離があることがほとんどです。

そのため、原稿を作ることによって、自分の頭の中を具体化し、理解できた感覚と状態の差を埋める必要があります。

原稿を作る上で注意していることは以下の3点です。

  1. 原稿は必ず書いてoutputをする
  2. 一字一句漏れなく書く
  3. 本心を基に書く
  • 「原稿は必ず書いてoutputする」の目的は、視覚化により感覚と状態の差を認識させることができます。そもそも感覚と状態の差が生じる原因は、整理が頭の中で行われているからなので、実際にoutputして見えるかするのはかなり効果的な手法です。またoutputされたものを私が読むことができるので、内容のチェックがより正確に行うことができるようにもなります。
  • 「一字一句漏れなく書く」の目的は、逃げ道をなくすことにあります。喋る内容を明確にイメージするのは難しいです。そこで「一字一句漏れなく」というルールが無いと、内容全体が曖昧のままになります。生徒に話す内容を明確化させるためにはこのルールは必須です。
  • 「本心を基に書く」の目的は、アドリブに強くなるためです。相手に好印象を持ってもらうために、大変立派な内容を原稿に書く生徒がいます。例えば志望動機です。頑張って大学のホームページから専門用語を拾ってきて、それっぽくまとめてくる生徒は多いです。この問題点は、相手はその学問のスペシャリストだということです。専門用語の使い方に違和感があれば100%嘘だと気づかれますし、内容について質問されれば答えられずフリーズしてしまいます。自分の本心ではない、借り物の言葉では、どんなに綺麗な言葉で話しても結局合格率を下げてしまいます。極論、本心が「家から学校が近い」という一見テキトーな理由でもいいんです。そこからその理由のメリットまで落とし込んで話せれば立派な志望動機です。例えば「私の志望動機は、貴校が自宅から近いことです。入学後はなるべく勉強に時間を割きたいと考えております。そのため、通学時間を極力減らせること、そして一人暮らしの生活費を稼ぐためにアルバイトをしなくて済む大学を探していました。貴校であれば、大学4年間を勉強に集中できる環境が作れると考えております。」という感じです。実際は流石にもう少し付け加えますが、「家から近い」だけでも立派な志望動機になることがお分かりいただけたのでは無いでしょうか?だからこそ本心を基にすることが大切です。(勉強したいというのは本心なのか?という質問は一旦ここでは無しでお願いします笑)

 

Step3 添削

作成した原稿を一つ一つ添削を行います。

黒い部分が元の文章で、緑が添削内容です。原稿を送ってもらい、言葉遣いなのどは予め訂正します。内容に関しては、生徒がこの文章で何を言いたいのかを聞き取りしながら一緒に文章を直します。あくまでも私が伝えたい内容ではなく、生徒本人が言いたいことを表現できる内容にするためです。

 

Step4 練習

あとはひたすら練習です。時間を許す限り練習するように指導します。本番直前は時間が足りないこともあるので、生徒には予め帰宅してもらい、授業が終了後22:30〜オンラインで指導することもあります。完成度の目標は、「就職活動でも採用される」です。

 

 

以上が調査書・面接・プレゼンテーションの課題についての指導になります。ちなみにこちらが、指導した生徒の実際の動画です。撮影タイミングが、入試1ヶ月後という本番から時間が空いてしまったタイミングですがそれでも、合格するレベルだと思います。

 

彼女は、学校でもお手本になるほど成長し、無事第一志望の大学に合格することができました

映像主体の授業形態なので、推薦対策にご心配になる方もいらっしゃると思いますが、PASSFINDでは徹底した推薦・総合型受験対策を行います。

安心してお預けください!

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