なぜ勉強をするのか 

定期テストが終わっって塾をお探しになる方が増えるタイミングなので、塾選びの参考として、PASSFINDの考え方をここにまとめておきたいと思います。

さて、突然ですが

 

「なぜ勉強するのか?」

 

という質問は教育者として何度もされた経験があります。

確かに疑問です。なぜ私たちは、早くは幼稚園から、小中高大またはそれ以上と長い時間をかけて勉強をするのでしょうか?その時間があれば別のことができるのにも関わらず。

 

勉強は様々なシーンで揶揄されている気がします。

最近、卒業式で歌われるようになったRADWINPSの「正解」と言う曲をご存じでしょうか?

 

RADWIMPS – 正解 [Official Live Video from “ANTI ANTI GENERATION TOUR 2019”]

この曲にはこのようなフレーズがあります。

 

あぁ 答えがある問いばかりを 教わってきたよ そのせいだろうか

僕たちが知りたかったのは いつも正解などまだ銀河にもない

一番大切な君と 仲直りの仕方

大好きなあの子の 心の振り向かせ方

なに一つ見えない 僕らの未来だから

答えがすでにある 問いなんかに用などはない

 

確かに!!!!

思わず納得してしまうほど素晴らしい歌詞です。

確かに、教科書や問題集の中には、好きな人と付き合う方程式などは書かれておりません。

 

勉強の中でも特に勉強する理由がわからないと言われるのは数学です。最近で言うと三角関数なんかよりも金融教育を勉強した方がよいなんて国会議員の人が言っていたのがニュースになっていましたね。

私の知り合いのある会社の社長は、「因数分解などできなくてもお金に全く困っていない」とよく言っていたのを覚えております。

さて、ここまで言われると勉強を教えることを仕事にしている者として、何かしら明確な解答を準備しなくてはなりません。PASSFINDの指導方針を知っていただくためにもこのブログにまとめておこうと思います。

 

私が、そしてPASSFINDが考える勉強する意味は「思考の型を身につける」です。

これは教室で生徒たちに何度も言っています。

 

昔の人の手紙をご覧になったことがある方はいらっしゃいますか?

とても綺麗な文章で自分の文章力が恥ずかしくなるほどです。

 

なぜ昔の人は手紙が上手だったのでしょうか?

 

実は、手紙の型というものがしっかりと決まっていたからなのです。

手紙は

 

・拝啓

・時候のあいさつ

・近況を聞く文章

・本題(数行)

・結び

 

という構成になっています。

結果この通りに書けば、ある程度綺麗なまとまりのある手紙が誰でも書けてしまうわけです。

 

 

思考にも手紙のように、型というものが存在します。勉強というのはその思考の型というのを身につけるための特訓というのが私の考えです。数学・理科・社会・国語・英語それぞれの科目を通して思考の型を身につけられます。

 

数学は、目の前の問題をどのように解決するか

理科は、自然現象をみた時のその観察の仕方

社会は、過去の出来事を現代や未来への活かし方(歴史)

国語は、文章の吟味の仕方

英語は、海外の情報を正確に読み取る方法

以上は私が考えるそれぞれの科目で見つけられる型です。

それぞれの考え型(方)を小中高大を通して、型を徐々に極めていくというのが勉強をする特に5教科を学習する意味だと思います。

 

この5科目にはきちんと答えが明確であるという特徴があります。ということは自分の考え型(方)があっているかどうか検証が可能ということです。

 

好きな人に自分を振り向いてほしいと色々工夫をした人は多いのではないでしょうか?

その時、これで相手は自分を振り向いてくれるのかなと不安になったことでしょう。時には自分の想いを歌にして送るなんて大きな間違いをした人もいると思います。

それもこれも全ては、何が正解かわからないからです。

 

問題の丸付けをすると、正解か不正解かが明確になります。

間違えたのなら、解説を読みながら何が違うかを検証し、必ず最後には正解に辿り着くことができます。

 

テストも重要な役割です。

テストで自分のレベルを数値化できます。点数が高ければ十分身についていると言えるし、低ければもっと頑張りが必要というのが明確にわかります。

 

明確な答えの有無・レベルの数値化の2つを兼ね備えているものはそんなに多くはなく、中でも体系化したものなど私は他に知りません。

 

好きな人の振り向かせ方、お金の稼ぎ方、親友の作り方というものに明確な答えがあるのなら知りたいです。しかし残念ながら、明確な答えなど存在しません。

 

そんな答えがないものをいきなり練習もなく挑戦するのは難しいです。

 

だからこそ、答えがはっきりとわかっている問題で練習し、ゆくゆくは答えのない問題に活用できるようになるというのが勉強の意味ではないでしょうか?

 

勉強は知識を増やすことという人がいます。ただ、知識は忘れてしまいます。

こちらを読んでいる保護者の方の中で中学校で習ったことなど忘れてしまったよという方は少なくないと思います。

普段使わない知識ばかりですから当たり前です。だから塾というものがあるのですから。

 

知識を増やすためだけに勉強すると、大人になって知識を忘れてしまった時、一生懸命勉強したあの時間が無駄に感じてしまうでしょう。

 

でも思考の型を身につければ違います。何にでも応用できて、一生使い続けることができる最強の武器になるのです。

PASSFINDではこの思考の型というのを大切にしています。だからこそ正しい勉強方法の授業というのをおこなっています。

そのため、仮に正解していてもそれが本当に考えて導いた答えなのか、それとも当てずっぽうで書いた答えなのかまでしっかりとチェックを行います。中にはこれを不思議に思う生徒もおります。なんで正解しているのに、次に進んではいけないんだろう。公式を使えば一瞬で解けるのに、なんで周りくどいことをするんだろうと。

それもこれも型を身につける有意義な勉強をしてもらうためにおこなっていることです。

正しい勉強をしているのですから点数が上がる可能性は非常に大きいです。

その結果ちゃんと勉強をしたいという生徒の点数はしっかりと上がり、90パーセント以上の生徒が入塾前からの成績がアップしています。これは、他の塾で点数が上がらなかった生徒も含む数字です。

 

一方とりあえずワークを終わらせられれば良い、簡単に正解が出る方法を教えてほしいという方にはもしかしたら合わない塾なのかもしれません。

 

 

 

なに一つ見えない 僕らの未来だから

答えがすでにある 問い

 

で、練習をしましょう!

 

 

 

以上が私の考える勉強をする意味です。

ぜひ塾選びの参考にしてみてください。

 

ご賛同いただける方は、ぜひご連絡ください!

 

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